2007-06-08 第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
私の地元の中小企業でも、大変開発能力のあるところ、よく訪問しますと、大変使い勝手が難しいというか、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、限られたところの開発なので、そこに特許申請をしたとしても、周辺の特許を大企業に押さえられて、結局、大変出願がしにくい。せっかくの技術が、なかなかこの特許制度を利用することができないというような実態もあるということが一つ。
私の地元の中小企業でも、大変開発能力のあるところ、よく訪問しますと、大変使い勝手が難しいというか、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、限られたところの開発なので、そこに特許申請をしたとしても、周辺の特許を大企業に押さえられて、結局、大変出願がしにくい。せっかくの技術が、なかなかこの特許制度を利用することができないというような実態もあるということが一つ。
○平沼国務大臣 今、大変出願が多くなっておりまして、それを迅速かつ的確に審査を行うには人員的な面も非常に重要な要素だと思っておりまして、この迅速かつ的確というのは特許行政の基本的な使命だと思っております。 こうした基本的な使命を担う特許審査官の定員というのは、九八年度が一千七十八人、そして、微増でございますけれども、二〇〇二年度には一千百五人、こういうふうに推移しております。
おくれる一つの理由としては、大変出願件数が多い、そういうことが原因だというふうにも言われているわけでございまして、何か世界全体の約三割を占めるぐらいの件数が日本では出願されている。出願そのものについても、似たような出願が出ないようにとか、いろいろの方策があり得るわけだと思います。
○政府委員(志賀学君) 全般的に大変出願件数がふえております。最近、技術開発が非常に旺盛であるということから出願件数がふえております。同時にまた、出願の内容が最近非常に難しくなっております。そういうことから申しまして、なかなか出願、審査請求に処理が追いつかないという面がございます。そういうことから、やや審査処理期間が長くなる傾向があるというのが出ておりまして、私どもとして大変憂慮しております。
○渡辺(朗)委員 ぜひ一つスピードアップしていただくようにお願いをしたいと思いますが、ともあれ大変出願件数が多いのはアメリカに次いで日本であり、そして西ドイツだというふうに聞いております。